ポートコンサルタント株式会社のホームページで
地震動作成の計算手法が掲載されていました。
港湾・空港・漁港の岸壁、防波堤、護岸等の構造物のレベル2地震動に対する耐震性能照査に使用するレベル2地震動を、統計的グリーン関数法を用いて算定します。
大地震の断層(アスペリティ:断層の中で特に滑りの大きい箇所)の破壊は、断層での小さな破壊が場所を移しながら起こると考えられています。
そこで、大地震の地震波を、統計的グリーン関数法を用いて、小地震による地震波を断層破壊の伝播時間と地震波の伝播時間を考慮して重ね合せて再現します。震源特性は、地域防災計画の想定地震、港湾の施設の技術上の基準・同解説、活断層の文献、中央防災会議・地震調査研究推進本部の資料等を基に設定します。